名古屋市港区にある人気スポット「名古屋港水族館」へ家族で行ってきました!
イルカのパフォーマンスや、大迫力の「マイワシのトルネード」など、子どもも大人も楽しめる見どころが満載。今回は、展示されている生き物や、開催中のイベントをたっぷり紹介します!
- 北館・南館の生き物などの見どころを紹介
- 名古屋港水族館で見られる生物は?
- 名古屋港水族館で開催されるフィーディングタイムなどのイベントの紹介

日によって内容は変わりますが、イルカやシャチ、ベルーガのイベントやペンギンやウミガメなどのフィーディングタイムが開催されていて、時間に合わせてスケジュールをチェックしておくと◎!
イベントスケジュールはこちらから見れます。
営業時間・イベントカレンダー|名古屋港水族館ホームページ<公式>
名古屋港水族館ってどんなところ?見どころを紹介
名古屋港水族館は1992年に開館して約500種、50,000匹の海の生き物を展示しています。
名古屋港水族館の館内の構成は北館と南館のエリアに分かれていて、北館は主にイルカやシャチ、ベルーガなどの大きな生き物が見どころです。
南館は「日本の海」「深海ギャラリー」「赤道の海」「オーストラリアの水辺」「南極の海」という様々な水域で暮らす生き物たちを観察することができます。

名古屋港水族館の入り口は北館しかないので、南館に行く際は館内2階の連絡通路から行くことができます。
- シャチのプール
日本でシャチが見れる水族館は名古屋港水族館を含めて3つしかなく、名古屋港水族館の目玉の一つです。「シャチの公開トレーニング」を見ることができます。 - ベルーガ(シロイルカ)の展示
優しい表情と鳴き声に特徴がある人気のベルーガ。その鳴き声は音域が広く「海のカナリア」と言われています。
ベルーガも「公開トレーニング」や土日祝限定で「ふしぎな魚の食べ方」というイベントがあります。 - イルカパフォーマンス
北館のイルカスタジアムではイルカショーが開催されています。広いスタジアムを余すことなく泳ぐ姿や華麗なジャンプなどが見れるので幅広い年代の方に人気のイベントです。 - ケープペンギン
北館しおかぜ広場にいるケープペンギンは、フィーディングタイムにはもぐもぐエサを食べる可愛らしい姿を見せてくれます。
- マイワシのトルネード
名古屋港水族館発祥のマイワシのトルネードは大量のマイワシが群れを作って巨大な水槽を泳ぐイベントが定期的に開催されています。 - サンゴ礁の海
オーストラリアのグレートバリアリーフをモチーフにした作りになっていて生きたサンゴやカラフルな魚たちが泳いでいます。 - 深海ギャラリー
深海ギャラリーでは節足動物の中では世界最大と言われるタカアシガニがいたり、ダイオウグソクムシなどの不思議な生き物に出会えます。 - ペンギンやクラゲ、ウミガメの展示
南館にはいろんな種類の可愛らしいペンギンがいたり、「くらげなごりうむ」というクラゲがカラフルに展示されているコーナーがあります。他にもフィーディングタイムというペンギンやウミガメなどの生き物のごはんタイムが見られる時間帯もあります。
北館の見どころ
北館では海獣がメインで展示されていて以下の生き物が見れます。
- イルカ
- シャチ
- ベルーガ(シロイルカ)
- ケープペンギン(しおかぜ広場)
イルカやシャチ、ベルーガはパフォーマンスが行われるので名古屋港水族館に行った際は必見のメインイベントです。
またしおかぜ広場で展示されているケープペンギンのフィーディングタイムは飼育員さんの後を追いかけるかわいいペンギンたちの様子が間近で見られるので、そちらも訪れたらぜひ見ておきたいイベントです。
イルカパフォーマンス

こちらの記事に新しくなった「イルカパフォーマンス」について書いてあります。
シャチの公開トレーニング

こちらの記事に「シャチの公開トレーニング」について書いてあります。
ベルーガ

こちらの記事にベルーガの「公開トレーニング」、「ベルーガの不思議な魚の食べ方」について書いてあります。
ペンギン(北館しおかぜ広場)
北館から外に出ると「しおかぜ広場」があり、ここではケープペンギンが展示されています。
海の近くなので風が強い日もあり、帽子やパンフレットが飛ばされないようにしましょう。

この日はエサやりが10:00からだったのですが、すでに時間前には人だかりができていました。


ペンギンたちは展示場所から出て外で餌をもらうこともあるみたいですが、わたしたちが見た時は鳥インフルエンザの影響でガラス越しからの観覧になっていました。
ガラス越しですが、ペンギンのお食事がこんなに近くで見られます。
ペンギンたちが、ご飯が欲しくて飼育委員さんの後を付いていくのが可愛かったです。


ほっけとひとでも「かわいい」と言いながらペンギンたちを目で追っていました。
ケープペンギンの隣にはゴマフアザラシの「ナノハ」と「アラシ」がいたのですが、今は他の水族館に行ってしまったようです。

進化の海(北館2階)
「進化の海」では、生き物についてイラストや映像で詳しく解説されていて、貴重な化石のレプリカ、クジラの骨格標本の展示が数多くされています。


このエリアは大迫力のシャチや骨格標本の展示に圧倒されます!
「進化の海」のエリアにある「発見コーナー」には、顔はめパネルがあるので写真スポットとなっています。

また、ここではスナメリやシャチ、イルカについての展示パネルや、実物大のスナメリと背比べできる展示もあります。



陸地で暮らしていた哺乳類が現在の海の中で暮らす鯨へと進化する過程を展示しています。




いろんな生き物の歴史や生態について詳しく解説してあるので、見ごたえがあります。また、奥の方にある水中観覧席の向かいあたりにクイズができるコーナーなどもあるので、子どもでもこのエリアで楽しむことができます!
南館の見どころ
名古屋港水族館の南館は、「日本の海」「深海ギャラリー」「赤道の海」「オーストラリアの水辺」「南極の海」という5つのエリアに分かれていて、多種多様な生物が展示されています。
南館の主な見どころはこちらです。
- 黒潮大水槽でマイワシのトルネードのイベントがある
- 南極の海ではエンペラーペンギン、ヒゲペンギンなどが見られる
- 深海ギャラリーではタカアシガニやダイオウグソクムシなどあまり見たことない生き物が展示されている
- サンゴ礁水槽は1階~3階まであり、1階のサンゴ礁水槽では「ダイバーコミュニケーション」というイベントが行われる
- ペンギンやウミガメなどフィーディングタイムがある

マイワシのトルネードやペンギンの展示、ウミガメや深海の生物などを紹介していきます。
マイワシのトルネード(黒潮大水槽)
黒潮大水槽では名古屋港水族館が発祥の「マイワシトルネード」が開催されています。(約5分)
「マイワシのトルネード」とは、約3万5,000匹の大群のマイワシがエサを追いかけてダイナミックに泳ぐ名古屋港水族館の人気イベントです。


わたしたちは以前、他の水族館でマイワシのトルネードを見たことがあるのですが、やはり名古屋港水族館のほうが綺麗だなと思った印象があります。大迫力で綺麗なのでぜひ見てみてください。
南館2階の黒潮大水槽ではスマやシイラなどがエサを食べる様子を見ることができるイベントがあり、スタッフの方が魚の特徴などを解説してくれます。

またこの黒潮大水槽にはマイワシがいて、名古屋港水族館名物の「マイワシのトルネード」のデモンストレーションがフィーディングタイムの最後に行われます。

デモンストレーションはマイワシのトルネードを軽く実演した感じでした。
ペンギン(南館3階)
「南極の海」では、ナンキョクオキアミや、世界最大のペンギンであるエンペラーペンギンをはじめとして、南極大陸やその周辺の島々で暮らすアデリーペンギン、ヒゲペンギン、ジェンツーペンギンの4種類のペンギンを展示していています。

名古屋港水族館ではジェンツーペンギン・アデリーペンギン・ヒゲペンギンの繁殖に成功し、毎年かわいいヒナの姿も見ることができます。


南極の夏(日本だと冬)というのはペンギンのヒナが産まれる季節だそうなので、冬の時期に訪れると、モフモフのヒナに会えるかもしれません♪
水槽内では照明を調整し、現在の南極の季節(日本とは逆)を作り出しています。
そして水槽の中の温度は-2℃、水温は6℃に保たれていて、人工降雪装置による雪も降るようになっています。


かわいい~!子どもたちもペンギンが好きなので楽しそうでした♪
水槽の目の前にベンチがたくさんあるので、ゆったりペンギンを見ることができます。

ペンギンのおもちゃがあるので、もしかしたらペンギンと遊べるかも…っ!?

「ナンキョクオキアミ」を常設で展示しているのは名古屋港水族館だけ!
世界で初めて繁殖に成功し、その成果は高く評価されています。
こちらで「ナンキョクオキアミ」を見ることができます。



ここでナンキョクオキアミを見ることができるのですが、水槽内が暗くて写真には上手く収められなかったので、訪れたらぜひ見てみてください。


ちなみに南館2階にあるレストラン「アリバダ」ではナンキョクオキアミのかき揚げ丼を食べることができます。どんな味か気になる…。
南館3階ペンギン水槽でペンギンが餌を食べる様子を見ることができます。


水槽内にいる4種類のペンギンの特徴や、たくさん飼育しているペンギンをどうやって見分けているかなどを説明してくれました。


ペンギンの餌は、カラフトシシャモなどの魚やナンキョクオキアミです。餌を与えている間、飼育係はペンギンの1羽1羽を見わけながら、どのペンギンがどれくらい食べたか、また食欲だけでなくケガしていないかなどをチェックし、健康状態を確認しているそうです。
ペンギンについての展示もあります


日本人がペンギンを紹介されたのは江戸時代だそうです。その後1915年(大正4年)に日本で初めて上野動物園でペンギンが飼育されました。



ここでペンギンと写真を撮るのもおすすめです♪


ペンギンの祖先は空を飛んでいた…?
くらげなごりうむ(南館1階)
「くらげなごりうむ」では、約11種500点ものクラゲを展示しています。また、併設されている「クラゲラボ」コーナーでは、稚クラゲから成体クラゲになるまでの成長過程を観察することができます。
わたしはクラゲが大好きなので水族館に行くと必ず見ます!



開館直後は人が少なかったのでゆっくりみれました。



ここはクラゲたちが、鏡や照明の効果によってとてもキレイに見ることができます。




ミズクラゲが一番キレイで癒されます♪
ウミガメ回遊水槽(南館2、3階)
ウミガメ回遊水槽ではウミガメがゆったりと泳いでいます。
「赤道の海」2階・3階の「ウミガメ回遊水槽」は、ウミガメたちが泳ぎ続けられるようにドーナツ型に設計され、アカウミガメ・アオウミガメ・タイマイが飼育されています。


ほっけはウミガメに話しかけていましたが、ひとでちゃんは大きなウミガメが少し怖かったみたい。


この展示ではウミガメの甲羅に触ることもできます。

3階は上からウミガメの様子を見ることができます。



写真だと少し見にくいですがウミガメの個体の見分け方などが書いてありました。
すぐ側にウミガメが上陸できるように幅5m、奥行き20mの人工砂浜が設置されています。



わたしが見た時ちょうど一匹のカメが産卵のため上陸していました!
近くには、名古屋港水族館で生まれた子ガメの成長を観察できる水槽が設置されています。



小ガメかわいいですね♪
南館3階ウミガメ回遊水槽にて、飼育係の解説を聞きながら、ウミガメがエサを食べる様子を見ることができます。


飼育員さんがエサを食べてほしい個体に向かってアジを投げていました。食べ過ぎないようにどのカメがどれくらい食べたかを記入しながらあげるそうです。



ちなみにウミガメの水槽にもお魚が一緒に泳いでいるのですが、ウミガメに食べられることはないそうです!それは魚の泳ぐスピードにウミガメが追いつけないからだそうです。なんだか可愛いですね。(笑)
サンゴ礁水族館(南館1~3階)
「赤道の海」では、オーストラリアにある世界最大のサンゴ礁、グレートバリアリーフをモチーフとした「サンゴ礁大水槽」が南館の1階から3階に渡って貫いています。
2階のサンゴ礁水槽では非常に難しいサンゴの飼育に挑戦している「ライブコーラル水槽」があります。

↓こちらの水槽にあるのはすべてレプリカのサンゴ礁水槽です。




比べてみると違いがわかりますね!
タイミングが良ければお魚がごはんを食べているのを見ることができます。




海藻を食べる魚にレタスや小松菜を与えているそうです♪
真ん中にある水槽はカメラを操作してサンゴを観察することもできます。

3階からはサンゴ礁水槽を上から観察することができます。

1階にもサンゴ礁水槽が広がっています。






この水槽は魚たちが優雅に泳いでいる様子を下から見ることができます♪
1階サンゴ礁水槽の近くにはチンアナゴやカクレクマノミもいます!


2024年6月にカクレクマノミが産まれました。



生まれたてのカクレクマノミは大人とまったく違う風貌をしています。
南館1階サンゴ礁大水槽で「ダイバーコミュニケーション」というイベントが行われていて、ダイバーの方が水中カメラで魚たちやサンゴ礁大水槽内の様子を撮影しながら詳しく解説してくれます。

撮影した映像は、水槽の横に設置されたモニターに大きく映し出され、魚たちの様子を飼育係のカメラ目線でも詳しく知ることができます。


カメラに写っているのは「グルクマ」という魚です。海中を漂うプランクトンを主食とするために大きな口を開けたまま泳ぐそうです。
日本の海
「日本の海」では、多様な生き物が生息する日本周辺の海の環境を再現しています。「マイワシのトルネード」が見られる「黒潮大水槽」の他にも、悠々と泳ぐ魚たちの姿を下から観察できる「トンネル水槽」があります。


「マダコ」や「アオリイカ」、「ノコギリザメ」もいます。



この水槽は干潟や藻場など様々な環境を再現していて、たくさんの生き物が展示されています。



砂浜にもいろんな魚がいるんですね!
名古屋港水族館初展示の「スケトウダラ」がいます。
スケトウダラはかまぼこをはじめとした練り製品の主原料として重要な水産資源の一種です。
展示されている水族館は全国でも少ないそうなので普段食べているお魚をぜひ見てみてください。


「すり身」は世界共通語「SURIMI」となっていて、欧米ではカニ風味かまぼこが「SURIMI」として販売されているそうです。
深海ギャラリー(南館1階・2階)
「深海ギャラリー」では、深海といわれる水深200メートル以上の海域に暮らす生き物を展示しています。


少し暗めのエリアなので小さい子は怖がってしまうかもしれません。

ダイオウグソクムシ…全然動かなかった。

とても大きなタカアシガニもいます。




いろんな深海魚がいました♪娘はこの人形が怖かったようです。
オーストラリアの水辺
「オーストラリアの水辺」では、タマシダやリュウビンタイのほか、3mもの長さに成長するヤマサキカズラなど、現地で生息している植物を使い亜熱帯の水辺を再現しています。鼻の形が特徴的なブタバナガメを始めとしたカメの仲間たち、アロワナの仲間のノーザンバラムンディなどの魚類を展示しています。


1日2回、12:00と14:30に1分程のスコールが降るそうです。ぜひ見てみてください。
オーストラリアハイギョもいます。



オーストラリアハイギョは成長すると、その名の通り肺で呼吸することができます。胸鰭と腹鰭が発達し、現在の四肢動物の起源とされているこの形状が残っている魚類はハイギョとシーラカンスしかいないそうです!
ブタみたいな鼻が特徴のブタバナガメもいて、近くの水槽にはブタバナガメの赤ちゃんも見れます。

カメ類繁殖研究施設(別棟)
無料開放しているウミガメの研究施設です。


産卵した卵の孵化や子ガメの飼育を行っています。


まとめ
- シャチのプール
日本でシャチが見れる水族館は名古屋港水族館を含めて3つしかなく、名古屋港水族館の目玉の一つです。「シャチの公開トレーニング」を見ることができます。 - ベルーガ(シロイルカ)の展示
優しい表情と鳴き声に特徴がある人気のベルーガ。その鳴き声は音域が広く「海のカナリア」と言われています。
ベルーガも「公開トレーニング」や土日祝限定で「ふしぎな魚の食べ方」というイベントがあります。 - イルカパフォーマンス
北館のイルカスタジアムではイルカショーが開催されています。広いスタジアムを余すことなく泳ぐ姿や華麗なジャンプなどが見れるので幅広い年代の方に人気のイベントです。 - ケープペンギン
北館しおかぜ広場にいるケープペンギンは、フィーディングタイムにはもぐもぐエサを食べる可愛らしい姿を見せてくれます。
- マイワシのトルネード
名古屋港水族館発祥のマイワシのトルネードは大量のマイワシが群れを作って巨大な水槽を泳ぐイベントが定期的に開催されています。 - サンゴ礁の海
オーストラリアのグレートバリアリーフをモチーフにした作りになっていて生きたサンゴやカラフルな魚たちが泳いでいます。 - 深海ギャラリー
深海ギャラリーでは節足動物の中では世界最大と言われるタカアシガニがいたり、ダイオウグソクムシなどの不思議な生き物に出会えます。 - ペンギンやクラゲ、ウミガメの展示
南館にはいろんな種類の可愛らしいペンギンがいたり、「くらげなごりうむ」というクラゲがカラフルに展示されているコーナーがあります。他にもフィーディングタイムというペンギンやウミガメなどの生き物のごはんタイムが見られる時間帯もあります。
イベントスケジュールはこちらから見れます。
営業時間・イベントカレンダー|名古屋港水族館ホームページ<公式>
施設情報
住所 | 愛知県名古屋市港区港町1番3号 |
営業時間 | 通常期:9:30~17:30 GW/夏休み期間:9:30~20:00 冬季:9:30~17:00 |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌平日) |
アクセス | ・電車 地下鉄名港線「名古屋港」駅下車 ③番出口より徒歩5分 ・車 名古屋高速道路「港明」ICから約10分 伊勢湾岸自動車道「名港中央」ICから約20分 知多半島道路「大高」ICから約20分 |
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