「電車や新幹線が大好きな子どもが、喜ぶところはある?」
「見るだけじゃなく、運転や車掌体験もさせてあげたい」
「幼児連れでも安心して回れる?」
名古屋市港区にあるリニア鉄道館は、電車・新幹線好きの子どもが夢中になれる“体験型”の博物館でした。
本格的な運転士・車掌シミュレーターをはじめ、巨大ジオラマや実物車両の車内見学、予約制で安心して遊べるキッズコーナーまで、子どもが1日中楽しめちゃう要素が満載です♪
この記事では、幼児2人を連れて行ってきた“くらげ”が、実際に訪れてみて感じた「ここが楽しかった!」や「電車好きな子はここがおすすめ!」といったポイントを紹介していきます。
くらげこれからリニア鉄道館に行く予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。
- リニア鉄道館にはどんな展示があるのか
- 電車好きの子が特にハマった展示・体験
- シミュレーターやキッズコーナーを体験した感想
- 子連れが助かる館内サービス情報
- 家族連れが快適に過ごすためのコツ
どんなところ?


リニア鉄道館は子どもから大人まで楽しめるシミュレーターがあったり、鉄道の仕組みや歴史などを学ぶことができます。
また、館内には日本最大級の鉄道ジオラマや、キッズスペース、ドクターイエローなどのたくさんの車両が展示してあり、車内も見ることができるので電車好きの方やお子さんは大興奮間違いなしです!
展示物の多さに圧倒!
館内にはたくさんの車両の展示や日本最大級の面積を誇るジオラマがあったり、鉄道の歴史や仕組みが学べる展示も多く、その展示物の多さに圧倒されます。
屋内車両展示
館内には歴代の新幹線、在来線を含め39両の実物車両が展示されています。





館内に入ると、まず目に入るのは3つのシンボル車両です。





これは超電導リニアという車両で、2003年に世界最高速度581㎞/hを記録しました!





これは955形 新幹線試験電車(300x)です。この電車は最新・最良の高速鉄道システムを追求するために製作され、1996年に443km/hという当時の世界最高速度を記録しました。





これは日本最大・最速の蒸気機関車で、1954年に狭軌鉄道の蒸気機関車としての世界最高速度(129㎞/h)を記録しました。
さらに奥に進むとたくさんの車両が展示されています。





2階から見ると車両がたくさんあって、圧巻の眺めです。
この車両は新幹線の安全を保つために、走行しながら架線、信号、軌道の検査を行うための新幹線電車です。





ドクターイエローという愛称で呼ばれているあの人気の車両ですね!







ドクターイエローの車内はこうなっているんですね。
展示車両は他にもたくさんあります。







車内もレトロでかわいい!
屋外車両展示
屋外にはケ90形式蒸気機関車とN700系新幹線が展示されています。





これは大正時代に活躍したケ90形式蒸気機関車です。





これはN700系新幹線で、中に入ることができるので入ってみました!











私はグリーン車に乗ったことがないので、初めて座れてテンション上がりました♪









この新幹線車内は11時~17時30分まで解放されていて、車両内で飲食ができるので、ぜひ駅弁を買って食べてみてください!


新幹線の仕組み
ここでは新幹線の進化の歴史や、安全・高速・快適を支えるしくみを実物や模型でわかりやすく説明しています。









展示物にあるレバーを引っ張ったり、ボタンを押してみたり、ほっけ(幼児)も興味深そうにいろいろ触っていました。
切符を通してみよう!
これは新幹線の切符を買って改札を通る体験ができるコーナーで、鉄道の仕組みのエリアにあります。
楽しそうだったのでほっけとやってみました!







まずは切符を購入します。体験なのでもちろん無料です。





自分の名前を入力して乗りたい時間や席を選んで…





名前入りの切符が出てきました!さっそく改札に通してみよう!





できた~!子どもって改札で切符とか入れるの好きですよね(笑)
体験学習室
ここでは豊川製作所の歴史と、橋の仕組みなどが学べるパズルなどがあります。











ほっけもアーチ橋の積み木をやってみました。作り方を見ながら順番に組み立てて、最後に下の補助を外すとちゃんとアーチ橋になってびっくり!発見した人すごいですね。





この三角形を組み合わせた形の橋はトラス橋というんですね!


鉄道ジオラマ
日本最大級の面積を誇るこのジオラマは、東京~名古屋~大阪~京都までの代表的な建物や街並みをリアルに再現されています。
そしてその中を超電導リニアや700系、N700系新幹線、在来線など、JR東海を代表する模型車両が駆け巡り、大人も子どもも見ているだけで楽しめます。







朝昼晩が再現されていて日常が送られているようなリアルさを感じられます。





ジオラマガイドマップもあるので合わせて見ると楽しめます。
おすすめのシミュレーターは3つ!
リニア鉄道館では、プロの訓練装置をベースとしたシミュレーターがあり、実際に運転手さんや車掌さん体験ができます。
体験できるシミュレーターは新幹線の運転ができる新幹線シミュレーター「N700」、車掌体験ができる在来線シミュレーター「車掌」、在来線の運転体験ができる在来線シミュレーター「運転」の3つです。
それぞれの利用料金や実際に体験してみた感想などを書いていきます。
シミュレーター利用料金
| シミュレーター | 利用時間 | 受付時間 | 販売場所 | 利用料 |
|---|---|---|---|---|
| 新幹線シミュレーター 「N700」 | 10:30 ~17:30 (1回約15分) | 開館 ~17:15 | 館内 総合案内 | 500円 |
| 在来線シミュレーター 「車掌」 | 10:30 ~17:30 (1回約15分) | 開館 ~17:15 | 館内 総合案内 | 500円 |
| 在来線シミュレーター 「運転」 | 10:00 ~17:30 (1回約10分) | 開館 ~17:15 | 館内 券売機 | 100円 |
- 利用券の販売数には限りがあり、販売数に達した場合はいずれも受付を終了
- 新幹線シミュレータ「N700」、在来線シミュレータ「車掌」の利用券は一名または1グループにつきどちらか1枚のみ
- 混雑が見込まれる時は、開館前に整理券を配布する場合あり



新幹線シミュレーターと在来線シミュレーター(車掌)は、どちらか1つしかできないので注意してください!
また、新幹線シミュレーターと在来線シミュレーター(車掌)は人気なので、どちらかをやりたい場合入館してすぐに総合案内に行ってチケットを買うことをおすすめします。
新幹線シミュレーター「N700」
こちらは新幹線シミュレーター「N700」で、実際に新幹線を運転しているかのような体験ができます。
人気のシミュレーターなので、早めに利用券を購入しないと販売券が無くなってしまいます。









他の人が体験しているところを見学することができます。
私たちは新幹線シミュレーターはやらなかったので、いつかやってみたいです!
在来線シミュレーター(車掌)
車掌シミュレーターは、博物館系の施設では初めて導入したものです。
大型モニターに映し出される映像を見て、駅では乗降時の安全確認をした上でのドアの開閉を、走行中は車内放送を行います。





我が家も、利用券を購入してみました。どうやら券を買えば好きな時間に体験できるわけではなく、体験できる時間が決まっているようです。







セリフをパパに教えてもらいながら、頑張って復唱して車内放送するほっけ。上手にできたね!ひとでちゃんと交代でやりました。





後方の安全確認もぬかりなくやります





最後はかっこよくポーズ!2人とも頑張りました!
在来線シミュレーター(運転)
在来線の運転シミュレーターは、JR東海の研修施設や在来線の運転士・車掌が所属する職場で使用している運転訓練装置をベースとしたものです。
こちらで並べば体験できるので、順番がきたらまず券売機で利用券を購入します。





この日は30分くらい並びました。





説明を見ると難しそう…ほっけはできるかな?





ほっけも頑張って運転体験してみました。少し操作が難しくてわたしも一緒にやりましたが、とっても楽しそうでした!
キッズコーナーは人気のエリアでした
リニア鉄道館にはキッズコーナーがあります。
キッズコーナーは利用時間が決まっていて料金はかかりませんが、当日先着予約制となっています。



キッズコーナーは、空いている時間の中から好きな時間を選べます。




利用できる時間は写真にもありますが、下記の時間となります。
- 10時~10時45分
- 11時~11時45分
- 12時~12時45分
- 13時30分~14時15分
- 14時30分~15時15分
- 15時30分~16時15分



利用できる時間は45分になります。
- キッズコーナー内に授乳室、キッズトイレあり
- キッズコーナーを利用できるのは、小学生以下の子とその同伴者
- こちらも人気なので、早めの予約が必須!
- 各回に利用できるのは10組まで
- 隣に飲食コーナーがあるので、親が交代で見守るのもあり
キッズコーナーにあるおもちゃ
我が家もキッズコーナーを利用してみました!
靴を脱いで上がり、中は絨毯やマットが敷いてあるので、ハイハイやよちよち歩きの子でも安心して遊べます。





中に入ると大きな新幹線が目に入ります。







プラレールがたくさんで、子どもたちも大興奮でした。







プラレールのジオラマもあり、大人も思わず見入ってしまいます。





ここは赤ちゃん向けのエリアになっています。


ミュージアムショップ
入り口から入って右手側にお土産屋さんがあります。
ここは入場料を払わなくても行ける場所にあるので、ここでしか買えないお土産をぜひ買ってみてください。







この日は休日だったこともあり、たくさんの人で賑わっています。


隣にはフォトブースもありました。
入館料
| 区分 | 個人 | 一般団体 (20名以上) | 学校教育割引 |
|---|---|---|---|
| 大人 | 1,200円 | 1,000円 | 800円 |
| 小中学生 | 500円 | 400円 | 中高生300円 小学生200円 |
| 幼児 (3歳以上未就学児) | 200円 | 100円 | 100円 |
※障がい者手帳を持っている方は、本人・付添い(1名)とも500円(高校生以下200円)で入館できます。
入館受付にて障がい者手帳を提示してください。
その他情報





コインロッカーがあるので、荷物を預けて身軽に遊べます。もちろん授乳室やオムツ交換台もあります。
まとめ
今回は、名古屋市港区金城ふ頭にある「リニア・鉄道館」に行ってきました。
この施設の特徴は、以下の通りです。
- 館内はたくさんの車両展示があり、実際に車両の中に入れる
- 鉄道の仕組みや歴史を学べる
- 新幹線シミュレーター「N700」と在来線シミュレーター「車掌」は人気のシミュレーターなので、入場したらすぐに利用券を買おう
- 在来線シミュレーター「N700」と在来線シミュレーター「車掌」はどちらか1つしか選択できない。
- キッズコーナーは利用料金はかからないが、当日先着予約性なので入場したら現地で予約しよう!
行く前は、「ちゃんと楽しめるかな?」「途中で飽きたり、ぐずったりしないかな?」と少し不安もありましたが、実際に行ってみるとそんな心配はほとんどありませんでした。
本物の新幹線やを電車を目の前にして、目をキラキラさせる子どもたち。
シミュレーターやキッズコーナーでは、普段見られない真剣な表情や楽しそうな姿を見ることができて、「連れてきてよかったな」と感じました。
電車や新幹線が大好きなお子さんがいる方、「思い出に残るおでかけをしたいな」と思っている方は、ぜひ一度リニア鉄道館を訪れてみてください。
施設情報
| 住所 | 名古屋市港区金城ふ頭3-2-2 |
| 開館時間 | 10:00~17:30 (最終入館は閉館30分前まで) |
| 休館日 | 毎週火曜日(祝日の場合は翌日) 年末年始 12月28日~1月1日 ※ゴールデンウィーク、お盆、年始期間等は一部火曜日も開館します。 ※天候等の理由により臨時休館する場合あり |
| アクセス | ◎電車 あおなみ線「金城ふ頭駅」下車 徒歩約2分 |
| 駐車場 | 名古屋市営金城ふ頭駐車場 普通料金 60分/500円 平日最大1000円 休日最大1500円 |
| 備考 | 療育手帳や障害者手帳の提示で駐車料金が減免されます。 清算前に3階の窓口にて受付。 |



リニア鉄道館専用の駐車場はないので、車で来られる際は金城ふ頭駐車場を利用しましょう。
おまけ漫画










一生「ぬーぴー」って言っててほしい。


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